自分の足で歩く。

スキー&スノーボード2004-2005

30歳だ!!!

そういえば、先日とうとう、30歳になりました。ダッダ~ン!!!
とにかく素敵な誕生日を迎えました。

イタリアにきて6年。
友人、同僚、上司と、サプライズしてもらい、彼には世界にひとつだけのプレゼントをもらい、連れて行ってもらったとこどこで、「おめでとう。今日はお店のおごりだよ」って声かけてもらい、本当に、本当に、幸せモンです。

この一年も、自分がどれだけ恵まれていて幸せであるかということに感謝し、精一杯がんばっていきたいと思います。
自分の足で歩く、ということを忘れず、横で手をつないでくれる人、疲れたらおんぶしてくれる人、声をかけてくれる人、そういうすべてのものに感謝し、そういうすべてのものを持っている自分を褒めてあげながら、毎日、一日を大切に、前を向いて歩いていこうと、心の底から思います。そして、いつでも人にも手を差し伸べられる、また相手のペースにあわせてあげる、そんな心に余裕のある人になれれば、と思います。

思えば、記念日のない(爆)うちらですが、付き合い始めて3年になります。3年か….。
1年前から一緒に暮らしはじめたわけだけども、お互い忙しくて、朝ふとんの中で目も開かない状態で「おはよう」っていってから、夜は22時近くまで会わない毎日。ご飯食べて、30分後には就寝。出張も入るし、週末も土曜日はお互い仕事だし、甘~い同棲生活とはかけ離れた毎日を過ごしています。

今では毎日一緒にご飯を食べて、パンツを同じ洗濯機で回して、一緒に買い物いって、「歯ブラシのストックあったっけ?爆発しはじめてるよ」なんて話して、冷蔵庫の中の最後の一個のキットカットに手をだす瞬間に、「あ…奴にも確認しないと」って思うようになって、トイレットペーパー使い終わったのに、新しいの入れるの忘れて「こやつは、こんな自分勝手な人間なのか」って腹立って(笑)、残業して疲れて帰ってきたときに、ドアを開けた瞬間「夜ご飯の香り」がしたり、ワンコがトイレ済みの状態だったり(笑)、無くなってきたから買わなきゃ、って思ってたPH5.5のワタシ用ボディーソープが補充してあったり、洗濯物がたたんであったり、目玉焼き2個焼いたときに黄身が柔らかいほうがたずねることなくお皿にのるようになったりしたときに、ふと、こんな幸せで、本当にありがとうございます、って感謝の気持ちで一杯になります。

結婚や子供の話もするようになりました。特に、子供かな?もう一緒に住んでたり、家族も(それなりに)公認、ってなるとそれだけで、「籍を入れる」ってことに、そこまでこだわる必要はないんじゃないか、って思うようになってます。人間って、結局「信じること」に関してものすごく不安があるから、「契約」って形で少しでも安心しようとするものでしょ。だから、何にでも契約、とか約束がついてくるわけで、籍を入れる、ってのもあんまし変わらないんじゃないかな、って。籍を入れちゃえば、そこで、「婚姻関係」が紙として、契約されるようなものだし。お互い一緒にいて幸せで、お互いを尊敬して、大切に思っていればそれでいいんじゃないかな、っていうのが、今のうちらの現状なんです。もちろん、お互いが大切で、ず~っと一緒にいたいから結婚しました、っていう素敵なカップルもたくさん知ってるんですけどね、うちらの場合は、子供のことをもっと具体的にプランにうつせる状態が整ってから、っていう感じなようです。ふふふ、こうして婚機を逃していくのでしょうか(笑)。

私たちはお互い子供が欲しい派なのですが、経済的にもう少し裕福なほうがいいんじゃないか、とかマイホームも先じゃないか、とかあまりにも現実的な問題を考えてるせいか、もう少し先になりそうな感じです。ま、できちゃったら、できちゃったでいいのかもしれないんだけど、今のとこは、慎重に、って思ってます。

そういえば、夏休みに彼と、うちらの友人(イタリア人カップル)と4人で日本にいってまhした。やっぱり親とこれだけ離れて暮らす、っていうことは、親にしてみると、心配、とか、何かがあっても助けてあげられないっていうまどろっこしさ、とか、気軽に会えないさみしさ、とか私が感じている何千倍もの「せつない」気持ちをかかえているのだと思います、絶対。日本に住んでる友人だって、そんな離れてなくても、1年に一回しか実家帰ってない、って人も多いわけだから、そんな変わらないんだけど、なにかあったときにすぐ帰れる距離ではない、っていうだけで、すごくさみしかったり。久しぶりに会うから、すごく新鮮で、喧嘩もしないし、甘えさせてばかりもらって、それでも長いこと会わない分、会うたびに、ものすごく年老いたようにみえるのが、私はすごくすごくかなしかったりするんですよね。

ほんと、親ってすごいよねえ。勝手ばかりしてる娘に「あんたが好きでやってるんでしょ」っていうんじゃなくて、「偉いね、ほんと海外でがんばって。疲れたでしょ。ゆっくり休みな。ほんと、たいしたもんだ」って癒してくれて、本当だったら気に食わないはずのイタリア人の彼に、「いつも娘の近くにいてくれて、大切にしてくれてありがとう。私たちは、あなたがいてくれるから、娘のこと心配しなくてすみます。」、友達カップルに「娘の友達でいてくれてありがとう。これからも、いい友達でいてあげてください。」って涙しながら、頭下げてさ…。ほんと、わたしは頭あがりません。
こうやって、今イタリアで暮らしているわけだけど、やっぱり親は恋しいものです(笑)。というか、こんなに「偉大」な人、そして、こんなに私を「愛してくれる」人、私のことを考えてくれる人は、彼らだけだと思います。本当に私が両親に言えるのは、「娘はこんなに幸せです。」ってことぐらいです。

周りに人をうらやましいな、って思ったり、こうだったらいいのにな、って思うことは山ほどありますが、毎日、「おはようございます。今日も一日がんばりましょう」、「おやすみなさい、今日もありがとう。明日もまたがんばりましょう」、「とっても大好きです。」、って言い合える人がいて、どんな腹立ったり、疲れたり、「H%&#$%&)=~2(&P)!!!!!!」って叫ぶような毎日の中でも、楽しいな、よかったな、幸せだな、って思えることがあるって、なにが起こっても私のことを常に気にかけ、無条件に、見返りをまったく求めず、愛してくれる両親、またそれを毎日感じさせてくれる彼らの愛情の大きさ、に感謝します。

これからも、内面、外面とともに相手にとって魅力的であれるように、自分のことは自分で責任をもち、周りへのおもいやりをもって、常にすべての面で平等な関係を保ちつつ、努力を続けていこうと思います。

いつも、明日ももっとがんばろう、一緒にもっと良い将来のためにがんばろう、どんなに疲れても一日の終わりには帰るとこがある、今できることをきちんとすることが明日になんらかの形でつながる、ってそんな風に思えること、そしてそういうスタンスで一緒に前をみてくれる相方に、どうもありがとう、これからもよろしくお願いします、です。

N.B.
イタリアでは先日100,000,000euroを賞金とした、宝くじ(スーパーエナロット)がありましたね。うちの会社では同僚たち(参加者76名)と1euro投資で参加しました。結果としては、0.86euroもうけました(笑)。

うちの相方は、2週間の日本滞在で、いくつか日本語を覚えました。
ちなみに、彼の覚えた日本語は、「……….ラッシャイマセ」と、「マモナク….シンジュク…………..シンジュク………….デス!」
「シンジュク」と「シンジュクの感覚も微妙だし、ちゃんとリピートするし、応用も利きます(爆)。「新宿」のかわりに、「大宮」もできますし。でも「デス」の後は、なぜか「!!!」ついちゃう勢いです。
あとは、クロネコヤマトのパフォーマンスにびっくりして(あまりにも指定どおりに短時間で荷物が運ばれてきたことに)、ネコみるたびに「クロネコ、クロネコ」……..。

1euro=170yenで日本に行けて良かった………….。

すんごくおバカ(悪い人ではないのですが、とにかく「おバカ」なんです…)な同僚(男)が結婚した…。主夫になってくれないかな……。

上司に、「君が意見をいうと、男のマネージャー達はききたがらないし、君の意見に従うのは不機嫌になる。みんな君のいってることは正しいってわかってるし、結局君のいったとおりに動くんだけどさ。君がいうと、不機嫌になって、すぐに行動にうつさなかったり、無駄にじ間がすぎてくんだよね。そんなレベルなんだよね、うちのマネージャー陣ってさ。だから、そのへんは「男のプライド」を理解してあげるって、ことで、君は、君の上司に意見をいって、上司から他のマネージャーを動かすようにしないと。」って…。私のこの会社でのキャリアはココまでかな…………….。
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# by piccolamirai | 2008-10-28 01:09 | special thanks

ボンジョルノです。

f0034647_1729542.jpgボンジョルノです、トゥッティ(みなさま)。イーナ(みらい)はストベーネ(元気)です。マンマもパパも、モルト(とても)インペンニャート(忙しい)みたいだけど、イーナは、センプレ(いつも)ブラバ(いい子)です。このあいだは、16時間、ピーピー(小さい方)我慢して、カーザ(おうち)でお留守番したよ。マンマに、ボッリート(ゆでた肉)のペッツォ(ひとかけ)もらったよ。


f0034647_17345654.jpgオッジ(今日)はピオーべ・ピオーべ(雨)。イーナはアックア(水)遊びだ~い好きなんだけど、マンマが、パンチャ(おなか)がスポルコ(汚れる)からって、こんなのを着せられるの...。イーナ、ちょっと「不動」になっちゃうの。イニッツィオ(はじめ)はね、シャカシャカがパウーラ(怖い)だったんだけど、今は、スコモダ(心地よくない)だから、あんまし好きじゃないのに。


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では、トゥッティ、ブオナ ドメニカ(良い日曜日を)ですよ。イーナは、おうちで、ジョルナーレ(新聞)を読んだり、テレジョルナーレ(ニュース)をみたり、そっだ、昔ね、イーナがまだピッコラ(小さい)かった頃、ジョルナーレのベルル(スコーニ)のフォト(写真)の上ににピーピーしたの(爆)。マンマとパパは、ジアとジオ(おじさん、おばさん。マンマとパパのアミーチだけど、イーナにとっては、伯父さん、伯母さんなの)やアミーチとチェーナ(夕食)にいくみたい。イーナは、タ~ンタ(たくさん)ナンナ(お昼ね)しながらマンマとパパをアスペッタ(待つ)します。帰ってきたら、ハーゲンダッチュのジェラートのスカトラ(箱)をレッカ・レッカ(なめる)するんだもん。
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# by piccolamirai | 2008-05-17 17:50 | mirai

ぼちぼち....。

仕事が忙しくて、8hours/dayは眉間にシワを寄せてるような気がして...(涙)。

ブログも、放置中なんだけれども、やっぱ、たいしたこと書いてないのに、コメントをいただけるとすごく嬉しくて。

だから、全然その日にあったこととは関係ないんだけど、少しずつでも、何か書こうかな、って。

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去年の夏休み(って、かなり時差ありですが....爆)、いつものメンバーでおフランスは、ブルターニュ地方へ行きました。もちろん、キャンピングカーです(笑)。

これは、CANCALE(だったかな...なにしろ1年前の記憶ですから....)で夜ご飯を食べたときのもの。魚....魚....魚....。それもやったら味がついてたりしない「シンプル」な魚介類...。もう、手が汚れるとか、口が汚れるとか、ほとんど無意識のうちに真剣になって食べましたよ(爆)。

とにかく、たくさん食べて、寝て、飲んで、総合結果としては◎な旅行でした。2人のラブラブ旅とはまた違いますが、また違う意味でラブラブだったわけで(エッ、意味わからない?!)、とっても満足です。なんていうのかな、ふたりきりじゃないからこそ、ふたりきりでは見えない相手のいいとことこかが見えてくる、ってのかな?

この4人での旅行もだんだん恒例化してきつつあります(爆)。次回は、「私+Aleの誕生日旅行」の予定。マドリッドにするべきか、ミュンヒェンのオクトーバーフェスタか….。それとも、今回こそはふたりきりか(笑)。

「たまには、ふたりきり」、っていっつも思うんだけど、結局、みんなにも食べさせてあげたいとか、みんなにも一度楽しんでもらいたい、とか考えると、周りのことも誘っちゃうんだよね(爆)。で、周りもそうだから、結局いつも団体行動。

でもね、こうやって、これからもず~っと友達でいれたら、いいな、って思うの。いつか親になっても、近くに、一緒にご飯たべたり、週末一緒にでかけたり、ってお付き合いができる友達がいるって、とっても良いことなのでは、って思います。
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# by piccolamirai | 2008-05-16 23:01

やってみたいこと。

昨日みた夢を忘れないうちに...。

いつかやってみたいこと。
イタリアでお店をあけること。

日本的なサービスのできるネイルサロン。
一緒に、日本のかわいい洋服や、日本ではみつかるけどイタリアではみつけにくインポートの服や靴、携帯のストラップや、犬の洋服や、ピアス、キラキラな小物、古着、アクセサリーなんか売ったり、反対に日本向けに、イタリアのファッションの雑誌なんか作ったりするの。

んで、スペインとかフランスとかからもあんまり、メジャーじゃない、でもすごく優しいかんじの洋服とかも買い付けるの。

んで、お店の中では、スムージーとか、スコーンとか食べたりできるの。

解釈=>
そういえば、ここの休みの間、いつまで今の仕事を続けるのか、いつか子供ができても続けられる仕事はないのか、なんて考えたかも...。

そういや、私の日本で買った、ミライの服や、昔昔(10年以上前)原宿で買った、古着のT-Shirts褒められて、そういやイタリアにはないよな、って思ったかも。

パジャマズボンに穴が開いて、アバクロがあったらアバクロのジャージパンツ欲しいな、って思ったかも。

そういえば、パドバに行ったとき、おしゃれな人たくさんみて、「あ~、日本人にも似合うだろうな、こういう格好」、「日本人にも、こういうちょっと『典型的イタリア人』でないファッションって、うけるだろうな」って思ったかも。

ネイルサロンいって、シール貼られない、それもフレンチだけじゃない、ネイルアートしたい、って思ったかも。

そういえば、去年いったマドリッドでみつけた小さな、小さなお店のキャミソール、買っておきゃよかった、って思ったかも。

そういえば、スタバのマンゴースムージー飲みたいな、っとか思ったかも。

んでね、なぜか、カウンターではサランラップ売ってるの。日本の。そういえば、パニーノくるんでるときに、「なんでイタリアのサランラップって、こんなにくっつかないの」って思ったかも...。

すんごい勢いで夢をみていたのか、朝おきたら、すごく疲れていました。
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# by piccolamirai | 2008-05-06 21:08

生きてますよ....。

2008年4月1日をもって、ワタクシ、正式に「課長補佐」に昇格いたしました(涙)。

男社会のこの会社で、よくがんばったもんだと、褒めてやろう。

白髪も増えたし、間接も常に痛いし、肌も荒れたし、「素敵なバリバリ働くお姉さん」からはほど遠いけれども、くやしくて、腹が立って泣かされても、女だからって後ろにまわされても、ひがまれても、自分の力を信じて、これからもがんばろうと、思いました。

母に話したら、「すごいわねえ。でももうあなたの「別」の「幸せ」も考えてみてもいいけどね」って(爆)。

私は十分幸せですが、母は、やっぱ働いてばかりで、「結婚」とかってのが見えてこない娘の将来が心配なのかもな。

母「日本人との結婚なんてありえないのかしら」
娘「うん、あきらめた方がいいかもね」
母「パパもそう言ってた」

だそうだ。

今年に入って、何回土曜日休んだろう...(涙)。今週も休日出勤だし...(涙)。

でも、それでも、「幸せ」ですか、ってきかれると、「充実してて、すごく幸せです」って思える私は、「幸せ」なんだろうな。

ひとりでも近くにいてくれて、私を笑わせてくれて、「あ~、今日もこれでHOMEに帰れる、一緒にご飯が食べられる」、「早く日曜日の朝になってほしいな、ベッドでゴロゴロしたいな」って思わせてくれる、つらいとき、疲れ果てたときに、ふとコーヒーを入れてくれる、そんな人がいてくれるとこが、私のモーターになっているんだろうな。

これからも、男前に、自分を信じて、自分の足で、歩いていこう、って。

いつもありがとう。
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# by piccolamirai | 2008-04-03 20:12 | ラジエーター

タイ日記。一日目。

タイはすごい国でした。

初アジアなワタクシ。土曜日の飛行機、ってのにイライラしつつ、15:00トリノ空港に到着。手荷物と、身体検査(?)の際に、張り切ってベルトを取ろうとしたところ、「脱がなくて結構です」って、やさしく止められつつ、出発。マドリッドでははずせ、って言われたのに、やっぱ空港によって違うのかな?

ビールで喉を潤し、出発。土曜の夕方なのに、空港内はほぼ、ビジネスマンを思われる人でいっぱいでした。

フランクフルトまで約1時間のたび。飛行機恐怖症の私には、耐えられないほど、揺れました(涙)。機内では白ワインと、スナック。自棄酒ってはみるもののまったく眠れず。男性2人に「飛行機はなぜ飛ぶのか」の講義を受けつつ、シートベルトサイン消えることなく、着陸。
フランクフルト、っていえばビールでしょ、ってことで、お味見。バンコク行きの飛行機が23時発だったので、「まさか、晩御飯はでないでしょ。腹ごしらえしなきゃ」ってのでとりあえず着席。男3名(私の日本人上司53歳。イタリア人上司52歳。イタリア人サプライヤー32歳)がドイツ産イタリアパニーニを愚痴りながら食べてる横で、大和ナデシコなワタクシ、ひとりで750mlビール(大ジョッキ、というよりは長いジョッキ)を楽しむ。すんごいかわいい、16,17歳くらいだと思われるウェイターの男の子、ビールが私の注文だと知ると、笑顔で、「enjoy your beer, Madame」と一言。ビール、おいしかったです。

フランクフルトからはルフトハンザで約10時間のたび。駐在さんの間では、JALよりANAのほうがかなり評判がいいんだけども、やっぱりミラノから直行で日本に行けるってわけで、いつもはJALさんのお世話になっている私。長距離でJALさん以外を利用するのは、もう4年ぶりぐらいになりますが、JAL最高。今回は、テレビはコンパートメントごとに前に2つ。サービスも悪くはないが、日本人のサービスでは全然ないし。ま、爆睡していたので問題はありませんでしたが、眠れないときには、結構きついな、って思いました。ものすごく込んでいたので、4人バラバラの席に。私は、運良く、最後列の通路側。横は、ドイツ人の女の人でした。トイレが後ろなので、やったら人が通るのを除けば、背もたれも倒し放題だし、ま、良かったかも。私のイタリア人上司は、フランス語を話すベトナム人のおばちゃんに始終話しかけられ、ほぼ眠れなかったのこと。しまいには、「あなた随分、無愛想ね」まで言われたらしい(笑)。フランス語わからん、っちゅうのに。

私と一緒にタイへ向かったイタリア人は2名。

ひとりは、私の上司Pさん。優しすぎて、いい人過ぎて、仕事ができないわけではないけれども、ぜ~ッたいマネージャーなんかやってちゃいけないおじさん。結婚して25年。子供はいないけども、共働きの奥さんとは超仲良し。どっこへいっても、一日5回は電話してます。25年間同じ朝ごはんを食べ、車を駐車するのに(ホテルの駐車場で、空きもたくさんあって、自分の車じゃなくても)10分以上かかって(「ここは微妙に傾斜がある」だの、「ここは木の下になる」だの、「横の車がもし、こういう動きをしたら、当てられる可能性がある」だのいろいろ考慮することがあるようです)、もちろん缶ビールの口をつける部分は、綺麗にぬぐいます。行動は、もんのすごくスローで、一緒にトイレにいくと、私が大抵5分ほど待たされます(笑)。荷物は、シャツも、セーターも一枚一枚、ビニールの袋にはいってます。ほんと、クリーニングから返ってきたばかりのようです。だから、もちろん荷造りの時間も私の3倍はかかります(爆)。嫌いな食べ物は、鶏肉と、ゲテモノ。ただし、彼にとっての「ゲテモノ」は食べたことがないもの。イタリア料理でないもの。つまり、生魚も、豆腐も「ゲテモノ」なのね。旅行はいくけれども、食事はホテルでしかしない派。いい人だけど、私は絶対に付き合えないタイプ...。彼のおかげで、私のタイ訪問の満足度はマイナス30%されたといっても過言ではありません。

もうひとりは、うちのサプライヤーM君。32歳既婚で、おうちはアオスタにございます。社長息子、そう、次期社長さんです。趣味はスキーだそう。彼もとっても保守的イタリア人。お酒は飲みません、辛いもの食べません、お魚も食べません、スパイスのきいているものも食べません。好きなものは、ピザとパスタと肉と米(爆)。彼も仕事はできますが、すんごいマイペース。

10時間のフライト後、無事バンコク到着。空港内は冷房もきいていて、あつくもなくさむくもなく。ただ、キャミソールにサンダルの人もいれば、うちらみたいに、セーターを着ている人もいるのが空港。入国審査のために、外国人列に並ぶ。それにしても、日本人の多さに、びっくり。ほんと、70%くらいは日本人だったような。ダラダラ進む列にならびつつ、横を見ると、たまに係員、警察官(?)に誘導されて、「VIP」な誰も並んでいない方で、入国審査を受けている人たちが。タイ訪問歴数回の日本人上司によると、「マネーだよ、マネー。払うと、ああやって、特別に並ばないで審査してもらえるようにしてくれるの」っだとさ。成田の入国審査くらいのスペースに、15個ぐらい窓口があったのかな?(個人的には、一番効率がいいのは窓口ごとじゃなくて、1列にならんで、あいた窓口からすすんでいくことだと思うのですが.....じゃないと、なんか、いつも、「列、間違えたんじゃないか」って思うんだもん)。ここは、窓口ごとに列をつくっていました。初めは1列だったのが、そのうち人が増えすぎて、後ろのほうがもうまっすぐに列をつくるスペースが無くなってたのね。イタリアの場合、そこから適当に人が横に広がっていく、んだと思うけど、ここアジア。しらないうちに、列が横に蛇行して、2列になってんの!イタリア慣れしてた私は、ここでもう軽くカルチャーショック。

20分ほどで、入国審査も終え、荷物をとりにターンテーブルに。イタリアだとさ、あの荷物が出てくる付近に人がたまり、カートの上に腰掛けて動かない人がおり、って感じなんだけど。タイすごいですよついたら、荷物がターンテーブルから、下ろされ、一列に並べられておるのですよ。それも、ツアー客ではないのに。全部ちゃんとおろされて並んでいるのです。おかげで、荷物を待つこともなくスムースにexitへ。

Exitからでると..........。私、一瞬、自分は何者か疑いました。芸能人?政治家?え、誰?ほんと100人はぜ~ったいいたであろう出迎え人々。通路に入り込むこともなく、仕切り用のロープの後ろで、みなさま、大きな声で名前を呼んでおられます。それも、私は、「鈴木様」でも、「○○産業様」でもないのに、笑顔で名前を呼んで、手までふってくれます。どっかに、手にボードももってない、タイ人らしき人がひとりいるな、っと前を通り越したとこ、後ろで、上司の「おお~久しぶり」の声が…(爆)。あ、彼だったのね。彼(日本人)の後ろには運転手さんが2人。タイ人で、とっても素敵な好感のもてる笑顔の男の人ふたりでした。あのね、私のすっごく単純な偏見なんだけど、こういう貧富の差の激しい国って、やっぱ「お金第一」みたいなとこがあるのでわ=お金をもらうためにはなんでもする=ニコニコ笑ってるけど、実際は、いつもっと金をふんだくれるか、そのチャンスをまっている=私も気を抜いてはいけない、みたいに勝手におもってたのね(恥)。だって、いままで、こんな目に見えた形で貧富の差なんてみたことなかったんだもん。でもね、この私の偏見は、「偏見」だったんだな、って思い知らされることになるのです…。

ちなみにタイの通貨はバーツです。物価は安いですよ。工場で働いている人のお給料の平均なんて、一ヶ月150EURO=約24,000YENだよ、お給料。バーツにすると、たぶん7200バーツになるのかな(EURO=48バーツ)。うちらにしてみるともんのすごく安いんだけど、彼らにしてみるとうちらの150EURO(24,000YEN)は72,000YENくらいの価値があるんだって。だから、うちらは1200バーツ(約25EURO)のワインをちょっと高いな、って思いながらも普通にオーダーするわけだけど、彼らにしてみれば、12,000YENのワインを飲むのとおなじようなものだそうだ。んでね、お給料が300EURO(価値としては約144,000YEN)くらいを超えると、みんな中古車を買うらしい(笑)。新車は、5年乗ると絶対に半額以下になるらしいです、タイでは。こんな国だから、人件費は、もんのすごく安い。だってさ、イタリアの工場作業員なんて、平均して1,000EUROはもらってるでしょ。ってことは、「イタリア人ひとり=タイ人6人」なわけ。で、タイ人のほうが、ぜんぜん働くし(爆)。ほんと、こんなとこから、生産をヨーロッパに移動することのメリットを忘れましたよ、ほんと(笑)。だから、レストランとか、工場も、やったら人が多い。レストランなんて、結構人がはいってても、まだウェイター/ウェイトレスさんのほうが多いし(笑)。

空港でお迎え車にpick upしてもらって、一同市内にあるホテルに向けて出発。「もうここのとこ異常気象で、冬ももうすぐそこなんですよね。だから、涼しいでしょ」とは、現地のスタッフ。う~ん、確かに冬服も売ってるし、もう11月だし、周りの人がみんな半そでで、サンダルはいてて、35度なことを除けは、冬かもね(爆)。高速を走ること15分。周りに見える看板は、みんなSO○Yだの、SHA○RPだの、日本の会社のものばかり。ま、イタリアとあんまし変わらない光景だわ、なんて思ってたその瞬間、横を見慣れないものが….。確かに今、私たちは「高速道路」の上にいるはず。今、横を「追い越して」いったのは、ISU○Uのピックアップ。荷台(?ってのかな、あの、軽トラックの後ろの屋根のない部分ね)に、5人ほど人が座ってる….。それもニワトリ抱えてるし(爆)。反対側には、後ろのドア開きっぱなしのバンが通過。あきっぱなしだよ…。それも中には、ボーイスカウトの小学生くらいの男の子が、もちろんシートベルトなしでぎゅうぎゅうにつまれてるし。(なんていうのかな、座席をはずして、日本の電車みたいに壁沿いに横に2席つけたっぽいかんじ?)。いわく、タイでは、法律はあるのかもしれないけど、基本的には、何人乗ってもいいそうだわ(笑)。

こんなことでびっくりしててはいけないわ、って気を引き締めて、高速道路を降りることに。ヤギが歩いてようが、牛が歩いていようが、ま、この程度ならアスティ郊外でもあることだし、なんてことないわ、なんて思っていると、横に象が!あのね、この象は、禁止されているらしいんだけど、観光客相手に、お金儲けするためにつれてるんだって。正直ね、見た瞬間は、「え、象?!ってか生の象って、小学生のときに動物園でみてからみてないかも」って思ったんだけど、ほんと2秒後には、目を背けたくなるくらいかわいそうな気持ちになるの。だって、象がさ、繁華街にいるんだよ。それも、ず~っとたってて、どうでもいい餌食べて、すっごいさみしい目をしてるの。ほんと、もっと厳しく禁止してほしいな、って心のそこから思いました。

それにしても多いのが、スクーターとバイク。すっごい交通量だから当たり前なのかもしれないけれども、バイクタクシーをはじめ、ものすごい量のバイクが走ってる。それも、大半はサンダル(爆)。スクーターなんかさ、3人乗りとか、4人乗りとかしてて、さらに怖いのが、3人乗りの一番後ろのおばちゃんが、赤ん坊かかえてたり(もちろん、ヘルメットなしね)、一番後ろの小学生くらいの男の子が、マクドのソフトクリーム食べてたりすること(爆)。学校にも、バイクタクシーで通学する女の子も結構いるみたいだったかな。それもみんな「お姫様座り」(笑)。もう、イタリアではみかけなくなった風景でした。タイの女の子って、みんなす~~っごく髪が綺麗で、サラサラで、ほんと、バイクにお姫様座りして(もちろんヘルメット無し。スカート。)行く姿は、青春映画みたい。ちょっと、ひとりで反省会しました、ワタクシ。

さて、40分ほどでホテルに到着。一泊約60euroのホテルです。運転していたお兄ちゃん(名前はウッド君)が荷物をホテルのボーイさん渡してくれて、うちらはとりあえずチェックイン。ウェルカムドリンク(もちろん、ノーアルコール)もいただいて、各自のお部屋に。私の部屋は18階。冷房は、異常に効いていて、常時23度に設定されています。でもバスタブあり~の、湯沸かし機あり~の、JSTVあり~の、TVもすべてタイ語サブタイトル英語だから理解可能だし、毎朝読売新聞をドアの下にいれてくれるし、とっても居心地のいいホテルでした。タイは、まだチップ(義務的なものではないようですが)が結構普通にあるようで、とりあえず、荷物を持ってきてくれたお兄ちゃんに、20バーツ(約50cent=80yen。でも、彼らにしてみると200yenもらったのと同じようなものらしい)。

ベッドにとりあえず座って、部屋の備品とか確認して(笑)、顔あらって、すぐに夕飯に。ロビーで集合して、ホテルからでたがらないPさんを「大丈夫、ニワトリ以外だって食べ物あるし、仕事だし、がんばろうよ」って励ましつつ、向かった先は、ホテルから徒歩1分の日本料理店、その名も「ANEGO」。おねえちゃんたちが数名路上に座っているマッサージ店の横の階段をあがっていくと、日本の居酒屋さんが登場。それにしても、タイの人は、みんな地べたに座る習慣があるようです。人件費が安いからなのか、マッサージ店には常に路上におねえちゃんたちが数人、中にも数人いたりします。それも、「足つぼマッサージ」だのなんだの、ほとんどが日本語でかかれていて、新大久保かなんかの裏の道とかとまったく変わらない雰囲気。マッサージ店は、おねえちゃんだらけではあるものの、店のほとんどはガラス張りで、中も見えるし、いかがわしいお店、ってわけではないようです。私は、時間がなくて残念ながら行けませんでした(涙)。近くには、「日本人カラオケ」とか「日本人スナック」とか、とにかく「男」の人を対象にしたお店がた~くさんあったよ。

さて、普通の居酒屋のウェイトレスさん(制服もクロのズボンに、半そでのワイシャツだったかな?タイ人の女の子は、みんな細くて、すっごく女らしい体をしています byおっさん化したmirai母です。)に迎えられて、それにしても多いな、ウェイトレスさん、って思いつつも、あまり気にとめず、お座敷に。お座敷には、ず~っと彼女がついてて(慣れてない私には、結構うっとおしかったりしました)、水割りをつくってくれたり、グラスが空になれば、ビールを注いでくれます。軽いキャバクラチックなイメージですわ(笑)。ま、食べ物はおいしく、食べ物わがままのPさん、M君がちゃんと何か食べれるようきをくばりつつ(激労)、日本人のおじ様、いや、おっさんたち6人に囲まれ、おっさんのノリで夕食。

ま、「すんごく気を使いつつ」もひさしぶりに居酒屋食も食べれたし、水割りも飲めたし、いい気分になってきたミライ母。お手入れなどに行こうと、個室をでてみました。周りをみるとなんか、違和感が......。何かがおかしい......。何、一体?!よくみていると、たくさんいたお店のウェイトレスの女の子たちが、いろんな席にちらばって、座ってるじゃないですか。それもちゃんと、グラスも持ってるし、大きな6人がけには3人、4人がけには2人、ひとりご飯している人のとこんには、1人、それも、いわゆる「女-男-女」みたいな合コン座りしてるし(爆)。軽いキャバクラチックどころか、キャバクラ化していました(爆)。駐在の人や、ビジネスマンを相手にした食事どころには、こういうとこがけっこうあるようです。もちろん、ちゃんとしたレストランもありますが、バンコク市内で5万人以上の日本人がいるわけで、毎年どれだけの日本人が仕事でタイをおとずれ、接待し、接待され、って考えると、こんな需要もあるんでしょうね。

お会計をすませ、さ~ってこれから何するか、ってことに。会社創立初の「女」の訪問だったようで、とにかくどこに「接待」するかで、かなり悩んだようです。ね、おねえちゃんいっぱいのカラオケにつれていけるわけでもないし、スナックって訳にも行かないし。頭をしぼって、しぼって、考えてくれましたよ。結論「マンボーオカマshow」!!タイはね、国民的に大人気な歌手や、タイボクシングのムエタイの選手がゲイだったり、ゲイ(この場合、外見は男のままの人も、女の人も含みますよ)に関して、とても寛大な国なようです。仏教国だし、そんなイメージあまりなかったんだけれども、電車の中や街中にも結構いるんですけど、ジロジロみているのは、外国人だけですわ。細っそい女の子っぽい男の子から、どうみたって男やろ、ってごっつい人まで、いろいろ見ました。よく見たのは、長髪で、化粧してて、(お下品ですが.....)チ○ビがすけてるペラペラのT-Shirts(もちろん肩だし)にホットパンツに、つっかけみたいなサンダルを履いている、女っぽい男の人をみかけたわよ。うちの会社の工場にもいたし....。化粧しててね、毎月給料後に胸が少しずつでかくなっていってるらしい(爆)。タイでは、女性ホルモンをうってる人が結構いるんだって。うちの社長(日本人)が、工場長(日本人)に「ってかよ、おまえなんでゲイばっかりやっとたんだ?おまえ、好きなのか?」っていわれて、工場長、「いや、2年前に雇ったときは全員100%男だったはずなんですが」って答えたらしいし。でもね、彼ら、会社の中でも変な目ではまったく見られてないし、ごっく普通に会社の女の子とご飯たべたり、おしゃべりしてました。

ってことで、タイ到着5時間後、イタリア人2名+ワタクシ+日本人のおっさん数名で、「マンボーオカマshow」を見に行くことに(爆)。イタリア人、カタマル(爆)。吉本の劇場と宝塚と、いんちきマジックショウの会場と、市民会館を足して割ったみたいな、なんとも趣味がいいとはいえない、会場。大きくてね、ちゃんとテーブルもあるんだけど、幕が赤くて、ちょっと古びていたりするねんもん。「みなさま、よくお越しくださいました、これからマンボーshow開始します。1時間ゆっくり楽しんでいってください(たぶんね、そんなこといってたような…)」みたいな、スポットライトグルグルグルっで、show開始。どっかから聞き覚えのある曲が.....。舞台には真っ赤なドレスを着た女の子(男の子)が....。歌い始めましたよ(口パクですが)、「赤いスイートピー」(爆)。もう、日本人客狙いですよ。そのあとにかかった曲は、日本では売れたんでしょうねえ、でも私は知りませんでした。追っかけのように、レンズが3mはありそうなカメラで写真をとりつづけるおっちゃんも結構いたし、超綺麗な子(近くで見たら、すっごく怖かったけど.....)もウケ狙いのようなコもいて、結構おもしろかったです。
文字通り、「かたまった」イタリア人を横に、次の日々への不安をかかえつつホテルにもどり、就寝。
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# by piccolamirai | 2007-11-28 21:29

自分のためのメモ。

自分のためのメモ。いつでも心に留めておくべきこと。

私と彼が通勤電車の中で口を初めてきいたのが2年前の5月とか、6月だったかな?んで、初めて一緒にビールを飲みにいったのが、9月ぐらいだったような。んで、付き合い始めたのが10月とか、11月とかそこら辺だったような気がします。一目ぼれでもなかったし、なにか燃え上がる情熱のようなものを感じたわけでもなかったし、ものすごく「焦ること」なく少しずつ前に進んできた私たち。お互い経済的にも、精神的にも独立していたから、相手に何をして欲しいとかがあまりなくて、お互いがお互いに求めるもの、ってのがすごくシンプルだったような気がします。うちらが、お互いに唯一もとめたのは、「正直であること」と「リスペクト」でした。

私が前の彼とうまくいかなかったのは、自分自身が経済的にも、精神的にもしっかりしていなかったことに大きな原因があると、今は思っています。友達も、親も近くにいなかった私にとって、彼は唯一必要な存在だったりして、彼がいないとやっていけない、いつも彼と一緒に行動、彼の世界の中で生きる、っていう今考えると、もんのすっごく「不自然」な生活をしていたような気がします。私にとって彼が全て、であることを無意識のうちに求める彼と、それに反して少しずつ自分の可能性とか、もっと違った世界をみたくなった私の間に大きな溝ができたのは、当たり前のことだったように思います。言葉に不自由がなく、両親も友達も近くにいて、過去も現在も、育ってきた文化背景もソコにある彼と、何もない私。そこで、私が、彼をとりまく世界の中で満足できていたなら、それはそれでよかったのかもしれない。ただ、ワタクシには、どうしてもあの環境が、不自然ではないものには思えなくなっていました。

前の彼と別れて、経済的にも精神的にもひとりぼっちになってみた私は、いい意味でも悪い意味でも、「頼れるのは自分だけ」っていう考えかたをするようになりました。もちろん、日本にはいつだって私のことを考えて、私を助けてくれる両親はいます。ただ、イタリアで暮らしていくためには、「ひとに頼っちゃいけない」「自分で全部やらなきゃいけない」っていう風に思わないと、って思うようになりました。もちろん彼がいれば、滞在許可証だって、家具の組み立てだって、面倒なガスや電気の契約だって、レストランの予約だって、大家さんとの話合いだって、なんだって「一緒にやろう」、または「母国語が話せる方が」ってなるんだろうけど、ひとりだと、「お願い」する前に「自分でどうにかする」ってことを考えないといけないからね。

だから、イタリアでの生活において、日本人の私とイタリア人の私との間には、「僕がやってあげる」「イタリア人なんだからお願い」っていう考え方は皆無でした。滞在許可証も、電気やガスの契約の解除も、前の大家さんとの話し合いも、なんでも私のことは私で。今まで一度も彼に頼ったことはありません。力仕事、ってなるとね、やっぱ4階から(エレベーター無し)、取り外したキッチンとか、ベッドとかを1階まで運ぶってなると、やっぱお願いするけどね(笑)。昔、ひとりだったときは、「大金」払って、運んでもらったからねえ。今回は、彼+彼の友人で、代金は数え切れないビール代でした(爆)。今も、新しい家のガスだの、電気だの契約から、横に住んでいる大家さんとの打ち合わせ(?)も、手が空いているほうが行います。レストランの予約も、選んだ方が行います。そういう意味では、私たちはあんまし、国際カップル、ってかんじはしないのかもしれません。ま、「国際」っていったって、ナポリ人とトリノ人のカップルも、国際以上に国際なので、「国際」なんてのは、2人同士のレベルで考えると、どうでもいいことなんでしょうね。

私も彼も一人暮らしで、家自体は歩いて10分の距離だし、普段は寝るのは別だけど(ふふふ。別に母がみているから「イイ子」してるんではなくてよ。ほんとに週末以外は、次の日の仕事に備えて、おうちできちんと睡眠をとるのが正しいのです。)夕食はほとんど一緒だし、週末は一緒だし、確かに、(400euroの家賃+光熱費) x 2 なんていうもったいない暮らしをしていたんだけれども、不便っていうわけでもなかったし、「一緒に住もうか」みたいな話はあがっていたものの、特に具体的なアクションは後回しになっていたのね。それがここのとこ、彼が大学に通い始めて、私の出張の頻度が増えたりして、一緒に過ごせる時間、というものが物理的に減ってきたのね。そんな中で、お互いに、「温かいご飯つくって待っててあげたい」とか、「犬の散歩を代わってあげたい」とか、「疲れて帰ってきた相手に、コッコレしてあげたい」とか、そういう、お互いに何かをしてあげたい、って気持ちがすっごく強くなってきたことに、気がついたりして。で、グッドタイミングで、部屋がみつかって、トントンと、同棲生活が始まったわけです。2年間、お互いをいろんな意味で、「ひとりの独立した人間」としてみてきた部分があるし、お互いひとりでも生活していけるベースはあるし、この同棲という決断は、「必要性」からくるものではなくて、「欲求」からくるものだと、つくづく思い、それをすごくうれしく思います。

私の一日。
05:00 起床
05:10-05:40 ミライの散歩
05:40–05:50 出勤準備
05:50-07:15 通勤時間
17:30 仕事終了!!!!!
18:30 帰宅
18:30-19:15 ミライの散歩
19:15-20:00 必要あれば買い物などの用事を済ます。
20:00-21:00 洗濯/掃除/夕ご飯の準備。
21:00-21:30 自由時間。
21:30 彼帰宅。
22:00 台所掃除。
22:30 アイロンかけ。
23:00 おやすみなさう。

鏡でしょ(爆)。20:00まではいっつも一緒だけど、その後は... いつもじゃないけどね。今週は、週末に彼の試験があるので、こんなんだけど、掃除や台所掃除は、A型の彼の担当です。B型の私は、洗濯とアイロンの担当です。共働きの人が「お掃除人」を雇う気持ちもんのすごく良くわかりますもん(爆)。うちらは、土曜日の午前中に大きな掃除、普段は、ミライの毛をとるため掃除機か、クイックルワイパーかけるくらいですが(笑)。アイロンは、TVでおもしろいものをやってるときのみ。台所はね....。B型の私は、結構、「疲れた....。明日かたずけよ」って思いがちなのですが、「台所は、その日のうちに絶対かたずける」って主張するA型にあわせています。トイレの便座は必ず下げる(誰も、さがっている状態が正しいとはいってないけれども、あれは下げるものです)、賞味期限が切れたものはすぐ捨てる(日本食以外…爆)、テレビのスイッチは、電源ごと切る、とか小さなことも少しずつ、あわせていかないとね(爆)。

今現在の「問題点」は「靴下の洗い方」。
靴下、って裏返して洗うものなのかしら?ってのは、私の靴下は、3足1000円のユニクロ靴下で短いからいいのよ。あの、男性用の膝丈の靴下、あるでしょ。あれって、色もほとんど一緒だし、うすく線が入ってるか、素地が違うか、「締り」の部分(膝の真下に当たる部分ね)がほかの部分と微妙に違うか、それとも一緒か、ってかなりきわどい見極め方をしなきゃならない面倒さもある上、さらに、あれが裏返しだと、手を突っ込んでひっくり返さないといけないでしょ。あらえって、ぴったりくっついて、常に、つま先と、かかとと、そのほかの部分がまっすぐ伸びてるわけじゃないから、面倒だし、冬なんか、手突っ込むの寒いし....。皆様、はどうなさっているのでしょ。やっぱ、足の裏から汗をかくのだから、ひっくり返すのが正しいのでしょうか。

これからも、けんかすることもあるだろうし、家事がめんどくさくなることもあるだろうし、自分達以外の原因で悲しい思いをすることもあるだろうし、ただ、そんな中で、彼へのひとりの人間としても「リスペクト」を失わないことと同時に、自分に対しても、厳しく、正直でいられるよう、心がけたいと思います。彼が近くにいてくれることは、私にとってそれだけで支えになるし、彼は、私のhappinessの素。彼がいてくれるとこで、いつでも守られている、安心できる、そんな私にとって、いまではかけがえのない存在です。

ただ、それに甘えないように、いつでも私は、私であって、自分の足でひとりで歩いていける、っていう確信があるからこそ、彼を心の底から尊敬し、彼ともうまくやっていけている、っていうことを決して忘れないようにしたい。私は、「私」の責任者であって、自分の行うこと、自分に必要なこと、自分が欲すること、自分が考えること、そんな全てに関して、「自分の面倒」をみる必要があって、それを自覚し、それができるからこそ、相手の必要なこと、相手が欲すること、にも本当の意味で、気を配ることができる、そして、相手に何かしてあげたい、そんな気持ちになれるのではないか、と私は思うのです。
親不孝な娘なのはもう否定できない事実なので、少なくとも、「幸せ」な娘でいたいと、つくづく思います。
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# by piccolamirai | 2007-11-21 00:21 | つぼみ

ごめりんこデス。

ここのとこ、せっかくコメントを残してくださった方、みんなにお返事できず、大変ごめんなさい、です。

言い訳 ;
1) 引越しをしておりました。

2) 仕事が「鬼」忙しかったのです。

1)に関しては、また後々、初心忘れず、ってことで覚書のためにも書きたいのですが、2年間の交際の後、ついに一緒に住んでみることにしました。ただ......引越しって大変なのね...(涙)。ほんと。こんな大変だとは思いませんでした。

2)実は、明日から1週間(滞在日数3日半)、タイへ出張にいってきます。それまでに、終わらすこと、いない間のフォロウと、ここのとこバッタバタなのです(涙)。まだ、半年は、バッタバタの日が続くかと思うと、けっこう重いですが、ま、与えられたいい経験なんだとポジティブに思って、がんばるしかないようです。ね、仕事が単調で悩んでいる人もいるわけだし、ありがたく思わないとバチがあたるよね。

では、また1週間後に...。
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# by piccolamirai | 2007-11-09 21:34

電車。

イタリアの電車の悪評判は有名ですが、2年毎日電車通勤してても、改善の兆しゼロ、なのに、値段ばかりあがっていく。どうなんでしょ、コレ。テレビで、イタリアの電車の「菌」の数は、トイレ以上だってくらい、とにかく汚い。運がよければ、一ヶ月に2回くらい、綺麗な新車に乗れるくらい。あとは、なんか、「なんのシミやねん」っていいたくなるようなシミが座席についてたり、座席のカバーが「誰かが150年くらい愛用したってこんなにすりきれへんのに」っていいたくなるくらい擦り切れてたり、最悪なかったり(はずされてて)。床には、正体不明の液体の後があったり、何があっても、電車のトイレには行きたくない、というか近寄りもしたくない。

夏のめっちゃ暑い日に冷房がきいてない、肌寒い日に冷房がきいてる、めっちゃ寒い日に暖房がきいてない。冬は、マフラー、手袋したまま。夏は、冷房もきいてないのに、窓も開けられない。最悪なのは、電車のドアが開いたまま....。信じられないようだけど、2ヶ月に一回くらいあるのよ。あと、電車のドアが開かない...。信じられないでしょ?イタリアの電車、正しい電車に乗れたらいい、ってわけではなく、降りるまでが冒険なの。ほんと。過去何回、ドアがあかなくて、となりの車両のドアまで走ったことか…。

ここで、イタリア電車クイ~ズ!!

Q1)ミライママは、40分の電車の旅のすえ、目的地の駅に着きました。さて、降りようとドアの前で待っているのだけれども、ドアが開かない。隣のドアもあいてない。誰もおりてない。さて、どうしたでしょう。降りれないものは、仕方ない(爆)。早速車掌さんを探して、文句をいいました。ミライママ「この電車準急だから、次は終点地になる。終点までいって、乗り換えて、なんてしてたら間に合わん。」車掌さんの返事は.....。

Q2) ミライママは、その日仕事が片付かなくて、少々遅れて会社をでました。駅に着くと、いつもの電車は、もう出発直前(一時間に2本しかないのよ)。今いるホームは、一番ホーム。電車は4番ホーム。あ~、間に合わん。線路渡っちゃおうかな、でも、駅員さんたちいるし....。どうしよう。このあとミライママは.....。

Q3) ミライママは、電車をまっています。出発時間は06:19。ボードをみると、5分遅れとのこと。もちろん、英語/イタリア語で示されています。時計をみると、06:30。なんの放送もないし、ボードも5分遅れのまま。06:35、やっと放送がありました。もちろんイタリア語のみ。放送がいうには......。

Q4) ミライママは、電車をまっています。出発時間は06:19。ボードをみると5分遅れとのこと。時計をみると6:30。ボードは15分遅れになり、40分遅れになり、遅れはどんどん増えていきます。7:10。放送がありました。放送がいうには....。

Q5)  ミライママは、電車をまっています。出発時間は06:19。ボードをみると5分遅れとのこと。時計をみると6:30。ボードは15分遅れになり、40分遅れになり、遅れはどんどん増えていきます。7:10。目的地方向へ向かう電車があります。6:19の電車は各駅停車。各駅でしかとまらない電車を待っていた人には、この7:10の急行では自分の目的地には着けません。駅のホームのあちこちから怒鳴り声が.....。放送がありました。放送がいうには.....。

Q6) イタリアの電車は駅の窓口、または自動切符販売機でチケットを購入します。以前は、電車の中でも購入できたのですが、今は、「切符なしでの乗車は不可能=罰金」となっています。そんな中、ミライママは、切符なしで乗車しました。なぜでしょう。

Q7) ミライママは無事に電車の切符を購入しました。電車にのると、早速車掌さんが切符の点検にきました。「おい、お嬢さん、刻印押してないじゃないか?これじゃ、切符は有効じゃない。罰金だ~!!」ミライままは、激怒して言い返します....。

Q8) 今日は残業したくなくても、残業です。いつもは17:35の電車に乗れるように会社をでるのですが、今日は18時まではいやでも待機です。なぜ?

Q9) ミライママは17時45分に絶対はずせない大切な仕事の打ち合わせがあります。17時30分には駅に着きたい。一番いいのは、車で行くことなんだけれども、車がない。アスティからトリノは電車で約45分。今は13時。時刻表は次の通りです。
15:15 – 15:55 (急行) ジェノバ発
15:45 – 17:00 (鈍行) ボローニャ発
15:55 – 16:45 (急行) ナポリチェントラーレ発
16:20 – 17:10 (準急) ジェノバ発
どの電車にのるのが一番よいでしょう。

Q10) ミライママは駅に切符を買いにいきます。今日は月末でもないし、そうは混まないだろうと、出発時間30分前に駅へ.....。窓口は奇跡的に6個中3つも開いてます(嬉)。人は、窓口に5人(カップル一組、親子一組、おじいちゃん)、列にはミライママの前にひとりだけ。5euro握り締めてるってことは、電車のチケット購入にきまってる、はやく着すぎちゃったかな、な~んてたわけたことをいったミライママ。結局30分ぴったし待たされました。なぜ?

Q11) ミライママは2005年7月にトリノから電車でミラノ乗換え、スイスはチューリッヒに行きました。トリノ発の特急の電車が遅れたため、チューリッヒ行きの急行電車に乗れませんでした。ミラノの駅で、電車のチケットの払い戻し(特急券分)をしました。その結果....。


Q12) ミライママは先月、2時間会社に遅刻しました。朝、駅にはいつもどおり6:15には着いていましたよ、もちろん。なぜ2時間も?!

答えは?!
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# by piccolamirai | 2007-10-12 23:25 | イタリア人

ミライ、ある日の日記。

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先週はパパは出張でノン チェでした。べネルディに帰ってきたのに、イーナと遊ぶ前に、マンマとばかりお話してて、イーナはひとりぽっちでした。ドメニカは、アペルティーボに一緒にいって、ピッツァをタンタ、マンジャ-レしました。やっと、パパが帰ってきたのに、今度は、マンマが出張に行きました(涙)。ルネディセーラに、いつものペンショーネに連れて行かれました。タイソンがいるんだから、セ アンディアーモなら、アンティチポにいってもらいたいもんですよ。イーナも一応は女の子なんだから、心も体もお手入れしなくては、ですよに。マンマもパパも、そういうとこ、ウン ポ、気づいて欲しいものですよ。来週は、ディ ヌオーボ、パパは出張なようなの。パパもマンマも、「ね、自分で食べる分ぐらいは自分で稼いで欲しいよね。モデルとかなんかねえ」ってたまに言うし、ふたりとも、お仕事ばっかりなので、イーナも出稼ぎにいくとこにします。クラバッタもしめて、プロンタなのですが、マンマもパパも、イーナの仕事は、スターレ ベーネで、トランクイッラでいることだけだって、いうんでしゅ。だから、イーナは、クラバッタしめて、ブラーバしておうちで、マンマとパパを今日も待っています。あ~、イーナのお仕事も、ノネ ファーチレなの。でも、パパもマンマもセンプレ「イーナ、大好きよ」ってしてくれるから、がんばるです、イーナも

先週はパパは出張でおりませんでした。金曜日に帰ってきたのに、イーナ(小さなミライ=ミライーナ=イーナ)と遊ぶ前に、マンマとばかりお話してて、イーナはひとりぽっちでした。土曜日は、アペルティフに一緒にいって、ピッツァをたくさん食べました。やっと、パパが帰ってきたのに、今度は、マンマが出張に行きました(涙)。月曜日の夜に、いつものペットホテルに連れて行かれました。タイソン(ミライの彼氏。飼い主が訳ありで今は飼えないので、長期間預けられてる大型犬)がいるんだから、もし、行くんだったら、前もっていってもらいたいもんですよ。イーナも一応は女の子なんだから、心も体もお手入れしなくては、ですよに。マンマもパパも、そういうとこ、少し、気づいて欲しいものですよ。来週は、またまた、パパは出張なようなの。パパもマンマも、「ね、自分で食べる分ぐらいは自分で稼いで欲しいよね。モデルとかなんかねえ」ってたまに言うし、ふたりとも、お仕事ばっかりなので、イーナも出稼ぎにいくとこにします。ネクタイもしめて、準備万端なのですが、マンマもパパも、イーナの仕事は、健康で、何も心配しないことだけだって、いうんでしゅ。だから、イーナは、ネクタイしめて、おリコウさんしておうちで、マンマとパパを今日も待っています。あ~、あたちのお仕事も、簡単ではないの。でも、パパもマンマもいつでも、「イーナ、大好きよ」ってしてくれるから、がんばるです、イーナも。
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# by piccolamirai | 2007-10-05 20:15 | mirai



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