私の頼りにしていた上司(イタリア人)がいなくなって、部署にひとり残されました。 おかげで、新しい上司がくるまで、一人部署。会社の生産管理をまかされています。おかげでヴェリ-疲労。朝、6時に家をでてから、帰宅する19時まで、ノンストップ。オフィスと工場の温度差に関節はいたくなるわ、何が腹立つって、お客さんに怒られ、同僚に嫌われ、お歳暮ももらえず、ストレスばかりたまり、「この頃、険しいけどどうしたの?」なんて言われ.....やりがいはあるんだけどね、やっぱり、お客さんの要望をかなえられれば、それだけ満足もするし.... 私の会社には工場作業員(イタリア人)が150人います。みんな、16歳とか若いころから経験でやってきた40代>50代>30代の人たち。大卒の、日本人の、若い、そして何よりも『女』である私が、現場で指示をだすのは、やっぱり、初めは、かなりばかにした目で見られてました。この部署に配属されて6ヶ月。いつでも、私のことをかばって、守ってくれた上司のおかげで、がむしゃらにやってこれたし、そのおかげで、少しずつ作業員の態度も変わってきました。そんなとき、ここに一人残されて、上司の仕事と、自分の仕事、2倍ひとりでしばらくやってくことに.....がんばってもがんばっても、指の間から、ポロポロ、何かが零れ落ちていくようで...泣かないよう、愚痴らないよう、お下品な言葉を言わないよう、気をつけてても、どうしようもなかったり... 彼も年に一回の『会社の全グループが集まっての一週間会議』があるらしく、そのプレゼン準備やら、何やらで大忙し。 お互い残業+家に仕事を持ち込む日が続いています。 そんなときだからこそ、お互い日替わりで料理をすることにしてます。別に、決めたわけじゃないんだけど、気がついたらそうなってたの。帰りに同じ電車にのって、「おなかのすき具合度」を確認し、どっちの家で食べるか決めて。 忙しいからこそ、台所にたって、何をつくるわけじゃないけど、ゆっくりタマネギをいためたり、パスタを茹でたり、ワインを飲みつつ、パンをつまみつつ、そんな普通の時間がなぜか、リラックス。台所の片付けさえ、リラックスになってるのが不思議。疲れてるなら、外に食べに行けばいいのに、take awayすればいいのに、なぜか家ご飯の方が、いいみたい。 やっぱ、仕事の愚痴が多くはなってしまうんだけど、話を聞いてくれてありがとう、ってお互い思える、そんな夜の2時間が今の私たちには、とても大切な時間になってます。こうやって仕事とプライベートがあるから、明日も生き残ろう、ってどうにか出勤拒否にはまだなってません。 それにしても、この激労はいつまで続くのでしょう.....
by piccolamirai
| 2006-09-06 23:49
| つぼみ
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