自分の足で歩く。

スキー&スノーボード2004-2005

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タイ日記。一日目。

タイはすごい国でした。

初アジアなワタクシ。土曜日の飛行機、ってのにイライラしつつ、15:00トリノ空港に到着。手荷物と、身体検査(?)の際に、張り切ってベルトを取ろうとしたところ、「脱がなくて結構です」って、やさしく止められつつ、出発。マドリッドでははずせ、って言われたのに、やっぱ空港によって違うのかな?

ビールで喉を潤し、出発。土曜の夕方なのに、空港内はほぼ、ビジネスマンを思われる人でいっぱいでした。

フランクフルトまで約1時間のたび。飛行機恐怖症の私には、耐えられないほど、揺れました(涙)。機内では白ワインと、スナック。自棄酒ってはみるもののまったく眠れず。男性2人に「飛行機はなぜ飛ぶのか」の講義を受けつつ、シートベルトサイン消えることなく、着陸。
フランクフルト、っていえばビールでしょ、ってことで、お味見。バンコク行きの飛行機が23時発だったので、「まさか、晩御飯はでないでしょ。腹ごしらえしなきゃ」ってのでとりあえず着席。男3名(私の日本人上司53歳。イタリア人上司52歳。イタリア人サプライヤー32歳)がドイツ産イタリアパニーニを愚痴りながら食べてる横で、大和ナデシコなワタクシ、ひとりで750mlビール(大ジョッキ、というよりは長いジョッキ)を楽しむ。すんごいかわいい、16,17歳くらいだと思われるウェイターの男の子、ビールが私の注文だと知ると、笑顔で、「enjoy your beer, Madame」と一言。ビール、おいしかったです。

フランクフルトからはルフトハンザで約10時間のたび。駐在さんの間では、JALよりANAのほうがかなり評判がいいんだけども、やっぱりミラノから直行で日本に行けるってわけで、いつもはJALさんのお世話になっている私。長距離でJALさん以外を利用するのは、もう4年ぶりぐらいになりますが、JAL最高。今回は、テレビはコンパートメントごとに前に2つ。サービスも悪くはないが、日本人のサービスでは全然ないし。ま、爆睡していたので問題はありませんでしたが、眠れないときには、結構きついな、って思いました。ものすごく込んでいたので、4人バラバラの席に。私は、運良く、最後列の通路側。横は、ドイツ人の女の人でした。トイレが後ろなので、やったら人が通るのを除けば、背もたれも倒し放題だし、ま、良かったかも。私のイタリア人上司は、フランス語を話すベトナム人のおばちゃんに始終話しかけられ、ほぼ眠れなかったのこと。しまいには、「あなた随分、無愛想ね」まで言われたらしい(笑)。フランス語わからん、っちゅうのに。

私と一緒にタイへ向かったイタリア人は2名。

ひとりは、私の上司Pさん。優しすぎて、いい人過ぎて、仕事ができないわけではないけれども、ぜ~ッたいマネージャーなんかやってちゃいけないおじさん。結婚して25年。子供はいないけども、共働きの奥さんとは超仲良し。どっこへいっても、一日5回は電話してます。25年間同じ朝ごはんを食べ、車を駐車するのに(ホテルの駐車場で、空きもたくさんあって、自分の車じゃなくても)10分以上かかって(「ここは微妙に傾斜がある」だの、「ここは木の下になる」だの、「横の車がもし、こういう動きをしたら、当てられる可能性がある」だのいろいろ考慮することがあるようです)、もちろん缶ビールの口をつける部分は、綺麗にぬぐいます。行動は、もんのすごくスローで、一緒にトイレにいくと、私が大抵5分ほど待たされます(笑)。荷物は、シャツも、セーターも一枚一枚、ビニールの袋にはいってます。ほんと、クリーニングから返ってきたばかりのようです。だから、もちろん荷造りの時間も私の3倍はかかります(爆)。嫌いな食べ物は、鶏肉と、ゲテモノ。ただし、彼にとっての「ゲテモノ」は食べたことがないもの。イタリア料理でないもの。つまり、生魚も、豆腐も「ゲテモノ」なのね。旅行はいくけれども、食事はホテルでしかしない派。いい人だけど、私は絶対に付き合えないタイプ...。彼のおかげで、私のタイ訪問の満足度はマイナス30%されたといっても過言ではありません。

もうひとりは、うちのサプライヤーM君。32歳既婚で、おうちはアオスタにございます。社長息子、そう、次期社長さんです。趣味はスキーだそう。彼もとっても保守的イタリア人。お酒は飲みません、辛いもの食べません、お魚も食べません、スパイスのきいているものも食べません。好きなものは、ピザとパスタと肉と米(爆)。彼も仕事はできますが、すんごいマイペース。

10時間のフライト後、無事バンコク到着。空港内は冷房もきいていて、あつくもなくさむくもなく。ただ、キャミソールにサンダルの人もいれば、うちらみたいに、セーターを着ている人もいるのが空港。入国審査のために、外国人列に並ぶ。それにしても、日本人の多さに、びっくり。ほんと、70%くらいは日本人だったような。ダラダラ進む列にならびつつ、横を見ると、たまに係員、警察官(?)に誘導されて、「VIP」な誰も並んでいない方で、入国審査を受けている人たちが。タイ訪問歴数回の日本人上司によると、「マネーだよ、マネー。払うと、ああやって、特別に並ばないで審査してもらえるようにしてくれるの」っだとさ。成田の入国審査くらいのスペースに、15個ぐらい窓口があったのかな?(個人的には、一番効率がいいのは窓口ごとじゃなくて、1列にならんで、あいた窓口からすすんでいくことだと思うのですが.....じゃないと、なんか、いつも、「列、間違えたんじゃないか」って思うんだもん)。ここは、窓口ごとに列をつくっていました。初めは1列だったのが、そのうち人が増えすぎて、後ろのほうがもうまっすぐに列をつくるスペースが無くなってたのね。イタリアの場合、そこから適当に人が横に広がっていく、んだと思うけど、ここアジア。しらないうちに、列が横に蛇行して、2列になってんの!イタリア慣れしてた私は、ここでもう軽くカルチャーショック。

20分ほどで、入国審査も終え、荷物をとりにターンテーブルに。イタリアだとさ、あの荷物が出てくる付近に人がたまり、カートの上に腰掛けて動かない人がおり、って感じなんだけど。タイすごいですよついたら、荷物がターンテーブルから、下ろされ、一列に並べられておるのですよ。それも、ツアー客ではないのに。全部ちゃんとおろされて並んでいるのです。おかげで、荷物を待つこともなくスムースにexitへ。

Exitからでると..........。私、一瞬、自分は何者か疑いました。芸能人?政治家?え、誰?ほんと100人はぜ~ったいいたであろう出迎え人々。通路に入り込むこともなく、仕切り用のロープの後ろで、みなさま、大きな声で名前を呼んでおられます。それも、私は、「鈴木様」でも、「○○産業様」でもないのに、笑顔で名前を呼んで、手までふってくれます。どっかに、手にボードももってない、タイ人らしき人がひとりいるな、っと前を通り越したとこ、後ろで、上司の「おお~久しぶり」の声が…(爆)。あ、彼だったのね。彼(日本人)の後ろには運転手さんが2人。タイ人で、とっても素敵な好感のもてる笑顔の男の人ふたりでした。あのね、私のすっごく単純な偏見なんだけど、こういう貧富の差の激しい国って、やっぱ「お金第一」みたいなとこがあるのでわ=お金をもらうためにはなんでもする=ニコニコ笑ってるけど、実際は、いつもっと金をふんだくれるか、そのチャンスをまっている=私も気を抜いてはいけない、みたいに勝手におもってたのね(恥)。だって、いままで、こんな目に見えた形で貧富の差なんてみたことなかったんだもん。でもね、この私の偏見は、「偏見」だったんだな、って思い知らされることになるのです…。

ちなみにタイの通貨はバーツです。物価は安いですよ。工場で働いている人のお給料の平均なんて、一ヶ月150EURO=約24,000YENだよ、お給料。バーツにすると、たぶん7200バーツになるのかな(EURO=48バーツ)。うちらにしてみるともんのすごく安いんだけど、彼らにしてみるとうちらの150EURO(24,000YEN)は72,000YENくらいの価値があるんだって。だから、うちらは1200バーツ(約25EURO)のワインをちょっと高いな、って思いながらも普通にオーダーするわけだけど、彼らにしてみれば、12,000YENのワインを飲むのとおなじようなものだそうだ。んでね、お給料が300EURO(価値としては約144,000YEN)くらいを超えると、みんな中古車を買うらしい(笑)。新車は、5年乗ると絶対に半額以下になるらしいです、タイでは。こんな国だから、人件費は、もんのすごく安い。だってさ、イタリアの工場作業員なんて、平均して1,000EUROはもらってるでしょ。ってことは、「イタリア人ひとり=タイ人6人」なわけ。で、タイ人のほうが、ぜんぜん働くし(爆)。ほんと、こんなとこから、生産をヨーロッパに移動することのメリットを忘れましたよ、ほんと(笑)。だから、レストランとか、工場も、やったら人が多い。レストランなんて、結構人がはいってても、まだウェイター/ウェイトレスさんのほうが多いし(笑)。

空港でお迎え車にpick upしてもらって、一同市内にあるホテルに向けて出発。「もうここのとこ異常気象で、冬ももうすぐそこなんですよね。だから、涼しいでしょ」とは、現地のスタッフ。う~ん、確かに冬服も売ってるし、もう11月だし、周りの人がみんな半そでで、サンダルはいてて、35度なことを除けは、冬かもね(爆)。高速を走ること15分。周りに見える看板は、みんなSO○Yだの、SHA○RPだの、日本の会社のものばかり。ま、イタリアとあんまし変わらない光景だわ、なんて思ってたその瞬間、横を見慣れないものが….。確かに今、私たちは「高速道路」の上にいるはず。今、横を「追い越して」いったのは、ISU○Uのピックアップ。荷台(?ってのかな、あの、軽トラックの後ろの屋根のない部分ね)に、5人ほど人が座ってる….。それもニワトリ抱えてるし(爆)。反対側には、後ろのドア開きっぱなしのバンが通過。あきっぱなしだよ…。それも中には、ボーイスカウトの小学生くらいの男の子が、もちろんシートベルトなしでぎゅうぎゅうにつまれてるし。(なんていうのかな、座席をはずして、日本の電車みたいに壁沿いに横に2席つけたっぽいかんじ?)。いわく、タイでは、法律はあるのかもしれないけど、基本的には、何人乗ってもいいそうだわ(笑)。

こんなことでびっくりしててはいけないわ、って気を引き締めて、高速道路を降りることに。ヤギが歩いてようが、牛が歩いていようが、ま、この程度ならアスティ郊外でもあることだし、なんてことないわ、なんて思っていると、横に象が!あのね、この象は、禁止されているらしいんだけど、観光客相手に、お金儲けするためにつれてるんだって。正直ね、見た瞬間は、「え、象?!ってか生の象って、小学生のときに動物園でみてからみてないかも」って思ったんだけど、ほんと2秒後には、目を背けたくなるくらいかわいそうな気持ちになるの。だって、象がさ、繁華街にいるんだよ。それも、ず~っとたってて、どうでもいい餌食べて、すっごいさみしい目をしてるの。ほんと、もっと厳しく禁止してほしいな、って心のそこから思いました。

それにしても多いのが、スクーターとバイク。すっごい交通量だから当たり前なのかもしれないけれども、バイクタクシーをはじめ、ものすごい量のバイクが走ってる。それも、大半はサンダル(爆)。スクーターなんかさ、3人乗りとか、4人乗りとかしてて、さらに怖いのが、3人乗りの一番後ろのおばちゃんが、赤ん坊かかえてたり(もちろん、ヘルメットなしね)、一番後ろの小学生くらいの男の子が、マクドのソフトクリーム食べてたりすること(爆)。学校にも、バイクタクシーで通学する女の子も結構いるみたいだったかな。それもみんな「お姫様座り」(笑)。もう、イタリアではみかけなくなった風景でした。タイの女の子って、みんなす~~っごく髪が綺麗で、サラサラで、ほんと、バイクにお姫様座りして(もちろんヘルメット無し。スカート。)行く姿は、青春映画みたい。ちょっと、ひとりで反省会しました、ワタクシ。

さて、40分ほどでホテルに到着。一泊約60euroのホテルです。運転していたお兄ちゃん(名前はウッド君)が荷物をホテルのボーイさん渡してくれて、うちらはとりあえずチェックイン。ウェルカムドリンク(もちろん、ノーアルコール)もいただいて、各自のお部屋に。私の部屋は18階。冷房は、異常に効いていて、常時23度に設定されています。でもバスタブあり~の、湯沸かし機あり~の、JSTVあり~の、TVもすべてタイ語サブタイトル英語だから理解可能だし、毎朝読売新聞をドアの下にいれてくれるし、とっても居心地のいいホテルでした。タイは、まだチップ(義務的なものではないようですが)が結構普通にあるようで、とりあえず、荷物を持ってきてくれたお兄ちゃんに、20バーツ(約50cent=80yen。でも、彼らにしてみると200yenもらったのと同じようなものらしい)。

ベッドにとりあえず座って、部屋の備品とか確認して(笑)、顔あらって、すぐに夕飯に。ロビーで集合して、ホテルからでたがらないPさんを「大丈夫、ニワトリ以外だって食べ物あるし、仕事だし、がんばろうよ」って励ましつつ、向かった先は、ホテルから徒歩1分の日本料理店、その名も「ANEGO」。おねえちゃんたちが数名路上に座っているマッサージ店の横の階段をあがっていくと、日本の居酒屋さんが登場。それにしても、タイの人は、みんな地べたに座る習慣があるようです。人件費が安いからなのか、マッサージ店には常に路上におねえちゃんたちが数人、中にも数人いたりします。それも、「足つぼマッサージ」だのなんだの、ほとんどが日本語でかかれていて、新大久保かなんかの裏の道とかとまったく変わらない雰囲気。マッサージ店は、おねえちゃんだらけではあるものの、店のほとんどはガラス張りで、中も見えるし、いかがわしいお店、ってわけではないようです。私は、時間がなくて残念ながら行けませんでした(涙)。近くには、「日本人カラオケ」とか「日本人スナック」とか、とにかく「男」の人を対象にしたお店がた~くさんあったよ。

さて、普通の居酒屋のウェイトレスさん(制服もクロのズボンに、半そでのワイシャツだったかな?タイ人の女の子は、みんな細くて、すっごく女らしい体をしています byおっさん化したmirai母です。)に迎えられて、それにしても多いな、ウェイトレスさん、って思いつつも、あまり気にとめず、お座敷に。お座敷には、ず~っと彼女がついてて(慣れてない私には、結構うっとおしかったりしました)、水割りをつくってくれたり、グラスが空になれば、ビールを注いでくれます。軽いキャバクラチックなイメージですわ(笑)。ま、食べ物はおいしく、食べ物わがままのPさん、M君がちゃんと何か食べれるようきをくばりつつ(激労)、日本人のおじ様、いや、おっさんたち6人に囲まれ、おっさんのノリで夕食。

ま、「すんごく気を使いつつ」もひさしぶりに居酒屋食も食べれたし、水割りも飲めたし、いい気分になってきたミライ母。お手入れなどに行こうと、個室をでてみました。周りをみるとなんか、違和感が......。何かがおかしい......。何、一体?!よくみていると、たくさんいたお店のウェイトレスの女の子たちが、いろんな席にちらばって、座ってるじゃないですか。それもちゃんと、グラスも持ってるし、大きな6人がけには3人、4人がけには2人、ひとりご飯している人のとこんには、1人、それも、いわゆる「女-男-女」みたいな合コン座りしてるし(爆)。軽いキャバクラチックどころか、キャバクラ化していました(爆)。駐在の人や、ビジネスマンを相手にした食事どころには、こういうとこがけっこうあるようです。もちろん、ちゃんとしたレストランもありますが、バンコク市内で5万人以上の日本人がいるわけで、毎年どれだけの日本人が仕事でタイをおとずれ、接待し、接待され、って考えると、こんな需要もあるんでしょうね。

お会計をすませ、さ~ってこれから何するか、ってことに。会社創立初の「女」の訪問だったようで、とにかくどこに「接待」するかで、かなり悩んだようです。ね、おねえちゃんいっぱいのカラオケにつれていけるわけでもないし、スナックって訳にも行かないし。頭をしぼって、しぼって、考えてくれましたよ。結論「マンボーオカマshow」!!タイはね、国民的に大人気な歌手や、タイボクシングのムエタイの選手がゲイだったり、ゲイ(この場合、外見は男のままの人も、女の人も含みますよ)に関して、とても寛大な国なようです。仏教国だし、そんなイメージあまりなかったんだけれども、電車の中や街中にも結構いるんですけど、ジロジロみているのは、外国人だけですわ。細っそい女の子っぽい男の子から、どうみたって男やろ、ってごっつい人まで、いろいろ見ました。よく見たのは、長髪で、化粧してて、(お下品ですが.....)チ○ビがすけてるペラペラのT-Shirts(もちろん肩だし)にホットパンツに、つっかけみたいなサンダルを履いている、女っぽい男の人をみかけたわよ。うちの会社の工場にもいたし....。化粧しててね、毎月給料後に胸が少しずつでかくなっていってるらしい(爆)。タイでは、女性ホルモンをうってる人が結構いるんだって。うちの社長(日本人)が、工場長(日本人)に「ってかよ、おまえなんでゲイばっかりやっとたんだ?おまえ、好きなのか?」っていわれて、工場長、「いや、2年前に雇ったときは全員100%男だったはずなんですが」って答えたらしいし。でもね、彼ら、会社の中でも変な目ではまったく見られてないし、ごっく普通に会社の女の子とご飯たべたり、おしゃべりしてました。

ってことで、タイ到着5時間後、イタリア人2名+ワタクシ+日本人のおっさん数名で、「マンボーオカマshow」を見に行くことに(爆)。イタリア人、カタマル(爆)。吉本の劇場と宝塚と、いんちきマジックショウの会場と、市民会館を足して割ったみたいな、なんとも趣味がいいとはいえない、会場。大きくてね、ちゃんとテーブルもあるんだけど、幕が赤くて、ちょっと古びていたりするねんもん。「みなさま、よくお越しくださいました、これからマンボーshow開始します。1時間ゆっくり楽しんでいってください(たぶんね、そんなこといってたような…)」みたいな、スポットライトグルグルグルっで、show開始。どっかから聞き覚えのある曲が.....。舞台には真っ赤なドレスを着た女の子(男の子)が....。歌い始めましたよ(口パクですが)、「赤いスイートピー」(爆)。もう、日本人客狙いですよ。そのあとにかかった曲は、日本では売れたんでしょうねえ、でも私は知りませんでした。追っかけのように、レンズが3mはありそうなカメラで写真をとりつづけるおっちゃんも結構いたし、超綺麗な子(近くで見たら、すっごく怖かったけど.....)もウケ狙いのようなコもいて、結構おもしろかったです。
文字通り、「かたまった」イタリア人を横に、次の日々への不安をかかえつつホテルにもどり、就寝。
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by piccolamirai | 2007-11-28 21:29

自分のためのメモ。

自分のためのメモ。いつでも心に留めておくべきこと。

私と彼が通勤電車の中で口を初めてきいたのが2年前の5月とか、6月だったかな?んで、初めて一緒にビールを飲みにいったのが、9月ぐらいだったような。んで、付き合い始めたのが10月とか、11月とかそこら辺だったような気がします。一目ぼれでもなかったし、なにか燃え上がる情熱のようなものを感じたわけでもなかったし、ものすごく「焦ること」なく少しずつ前に進んできた私たち。お互い経済的にも、精神的にも独立していたから、相手に何をして欲しいとかがあまりなくて、お互いがお互いに求めるもの、ってのがすごくシンプルだったような気がします。うちらが、お互いに唯一もとめたのは、「正直であること」と「リスペクト」でした。

私が前の彼とうまくいかなかったのは、自分自身が経済的にも、精神的にもしっかりしていなかったことに大きな原因があると、今は思っています。友達も、親も近くにいなかった私にとって、彼は唯一必要な存在だったりして、彼がいないとやっていけない、いつも彼と一緒に行動、彼の世界の中で生きる、っていう今考えると、もんのすっごく「不自然」な生活をしていたような気がします。私にとって彼が全て、であることを無意識のうちに求める彼と、それに反して少しずつ自分の可能性とか、もっと違った世界をみたくなった私の間に大きな溝ができたのは、当たり前のことだったように思います。言葉に不自由がなく、両親も友達も近くにいて、過去も現在も、育ってきた文化背景もソコにある彼と、何もない私。そこで、私が、彼をとりまく世界の中で満足できていたなら、それはそれでよかったのかもしれない。ただ、ワタクシには、どうしてもあの環境が、不自然ではないものには思えなくなっていました。

前の彼と別れて、経済的にも精神的にもひとりぼっちになってみた私は、いい意味でも悪い意味でも、「頼れるのは自分だけ」っていう考えかたをするようになりました。もちろん、日本にはいつだって私のことを考えて、私を助けてくれる両親はいます。ただ、イタリアで暮らしていくためには、「ひとに頼っちゃいけない」「自分で全部やらなきゃいけない」っていう風に思わないと、って思うようになりました。もちろん彼がいれば、滞在許可証だって、家具の組み立てだって、面倒なガスや電気の契約だって、レストランの予約だって、大家さんとの話合いだって、なんだって「一緒にやろう」、または「母国語が話せる方が」ってなるんだろうけど、ひとりだと、「お願い」する前に「自分でどうにかする」ってことを考えないといけないからね。

だから、イタリアでの生活において、日本人の私とイタリア人の私との間には、「僕がやってあげる」「イタリア人なんだからお願い」っていう考え方は皆無でした。滞在許可証も、電気やガスの契約の解除も、前の大家さんとの話し合いも、なんでも私のことは私で。今まで一度も彼に頼ったことはありません。力仕事、ってなるとね、やっぱ4階から(エレベーター無し)、取り外したキッチンとか、ベッドとかを1階まで運ぶってなると、やっぱお願いするけどね(笑)。昔、ひとりだったときは、「大金」払って、運んでもらったからねえ。今回は、彼+彼の友人で、代金は数え切れないビール代でした(爆)。今も、新しい家のガスだの、電気だの契約から、横に住んでいる大家さんとの打ち合わせ(?)も、手が空いているほうが行います。レストランの予約も、選んだ方が行います。そういう意味では、私たちはあんまし、国際カップル、ってかんじはしないのかもしれません。ま、「国際」っていったって、ナポリ人とトリノ人のカップルも、国際以上に国際なので、「国際」なんてのは、2人同士のレベルで考えると、どうでもいいことなんでしょうね。

私も彼も一人暮らしで、家自体は歩いて10分の距離だし、普段は寝るのは別だけど(ふふふ。別に母がみているから「イイ子」してるんではなくてよ。ほんとに週末以外は、次の日の仕事に備えて、おうちできちんと睡眠をとるのが正しいのです。)夕食はほとんど一緒だし、週末は一緒だし、確かに、(400euroの家賃+光熱費) x 2 なんていうもったいない暮らしをしていたんだけれども、不便っていうわけでもなかったし、「一緒に住もうか」みたいな話はあがっていたものの、特に具体的なアクションは後回しになっていたのね。それがここのとこ、彼が大学に通い始めて、私の出張の頻度が増えたりして、一緒に過ごせる時間、というものが物理的に減ってきたのね。そんな中で、お互いに、「温かいご飯つくって待っててあげたい」とか、「犬の散歩を代わってあげたい」とか、「疲れて帰ってきた相手に、コッコレしてあげたい」とか、そういう、お互いに何かをしてあげたい、って気持ちがすっごく強くなってきたことに、気がついたりして。で、グッドタイミングで、部屋がみつかって、トントンと、同棲生活が始まったわけです。2年間、お互いをいろんな意味で、「ひとりの独立した人間」としてみてきた部分があるし、お互いひとりでも生活していけるベースはあるし、この同棲という決断は、「必要性」からくるものではなくて、「欲求」からくるものだと、つくづく思い、それをすごくうれしく思います。

私の一日。
05:00 起床
05:10-05:40 ミライの散歩
05:40–05:50 出勤準備
05:50-07:15 通勤時間
17:30 仕事終了!!!!!
18:30 帰宅
18:30-19:15 ミライの散歩
19:15-20:00 必要あれば買い物などの用事を済ます。
20:00-21:00 洗濯/掃除/夕ご飯の準備。
21:00-21:30 自由時間。
21:30 彼帰宅。
22:00 台所掃除。
22:30 アイロンかけ。
23:00 おやすみなさう。

鏡でしょ(爆)。20:00まではいっつも一緒だけど、その後は... いつもじゃないけどね。今週は、週末に彼の試験があるので、こんなんだけど、掃除や台所掃除は、A型の彼の担当です。B型の私は、洗濯とアイロンの担当です。共働きの人が「お掃除人」を雇う気持ちもんのすごく良くわかりますもん(爆)。うちらは、土曜日の午前中に大きな掃除、普段は、ミライの毛をとるため掃除機か、クイックルワイパーかけるくらいですが(笑)。アイロンは、TVでおもしろいものをやってるときのみ。台所はね....。B型の私は、結構、「疲れた....。明日かたずけよ」って思いがちなのですが、「台所は、その日のうちに絶対かたずける」って主張するA型にあわせています。トイレの便座は必ず下げる(誰も、さがっている状態が正しいとはいってないけれども、あれは下げるものです)、賞味期限が切れたものはすぐ捨てる(日本食以外…爆)、テレビのスイッチは、電源ごと切る、とか小さなことも少しずつ、あわせていかないとね(爆)。

今現在の「問題点」は「靴下の洗い方」。
靴下、って裏返して洗うものなのかしら?ってのは、私の靴下は、3足1000円のユニクロ靴下で短いからいいのよ。あの、男性用の膝丈の靴下、あるでしょ。あれって、色もほとんど一緒だし、うすく線が入ってるか、素地が違うか、「締り」の部分(膝の真下に当たる部分ね)がほかの部分と微妙に違うか、それとも一緒か、ってかなりきわどい見極め方をしなきゃならない面倒さもある上、さらに、あれが裏返しだと、手を突っ込んでひっくり返さないといけないでしょ。あらえって、ぴったりくっついて、常に、つま先と、かかとと、そのほかの部分がまっすぐ伸びてるわけじゃないから、面倒だし、冬なんか、手突っ込むの寒いし....。皆様、はどうなさっているのでしょ。やっぱ、足の裏から汗をかくのだから、ひっくり返すのが正しいのでしょうか。

これからも、けんかすることもあるだろうし、家事がめんどくさくなることもあるだろうし、自分達以外の原因で悲しい思いをすることもあるだろうし、ただ、そんな中で、彼へのひとりの人間としても「リスペクト」を失わないことと同時に、自分に対しても、厳しく、正直でいられるよう、心がけたいと思います。彼が近くにいてくれることは、私にとってそれだけで支えになるし、彼は、私のhappinessの素。彼がいてくれるとこで、いつでも守られている、安心できる、そんな私にとって、いまではかけがえのない存在です。

ただ、それに甘えないように、いつでも私は、私であって、自分の足でひとりで歩いていける、っていう確信があるからこそ、彼を心の底から尊敬し、彼ともうまくやっていけている、っていうことを決して忘れないようにしたい。私は、「私」の責任者であって、自分の行うこと、自分に必要なこと、自分が欲すること、自分が考えること、そんな全てに関して、「自分の面倒」をみる必要があって、それを自覚し、それができるからこそ、相手の必要なこと、相手が欲すること、にも本当の意味で、気を配ることができる、そして、相手に何かしてあげたい、そんな気持ちになれるのではないか、と私は思うのです。
親不孝な娘なのはもう否定できない事実なので、少なくとも、「幸せ」な娘でいたいと、つくづく思います。
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by piccolamirai | 2007-11-21 00:21 | つぼみ

ごめりんこデス。

ここのとこ、せっかくコメントを残してくださった方、みんなにお返事できず、大変ごめんなさい、です。

言い訳 ;
1) 引越しをしておりました。

2) 仕事が「鬼」忙しかったのです。

1)に関しては、また後々、初心忘れず、ってことで覚書のためにも書きたいのですが、2年間の交際の後、ついに一緒に住んでみることにしました。ただ......引越しって大変なのね...(涙)。ほんと。こんな大変だとは思いませんでした。

2)実は、明日から1週間(滞在日数3日半)、タイへ出張にいってきます。それまでに、終わらすこと、いない間のフォロウと、ここのとこバッタバタなのです(涙)。まだ、半年は、バッタバタの日が続くかと思うと、けっこう重いですが、ま、与えられたいい経験なんだとポジティブに思って、がんばるしかないようです。ね、仕事が単調で悩んでいる人もいるわけだし、ありがたく思わないとバチがあたるよね。

では、また1週間後に...。
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by piccolamirai | 2007-11-09 21:34



la mia vita con piccola mirai
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